初日のハスノソラファンタジー・スタンプラリーが開催時間終了し、蓮メンバーたちが起点の中央観光案内所に集合している。

花帆、大きく伸びをして、

吟子も、安堵のため息を漏らす。

セラス以外の蓮メンバーたちも泉に目を向ける。

広実と友人たちが観光案内所に入ってきて、小鈴が表情を輝かせる。

広実、恥ずかしそうな笑みを浮かべ、

蓮メンバー、一斉に明るい表情になる。

照れる花帆。

花帆、嬉しそうに顔を輝かせる。そう言ってもらいたかったんだ、とばかりに。

広実、爽やかに笑って鼻の下をこする。

瑠璃乃、吟子に微笑みかける。

吟子、思わず、安堵の息をつく。

広実たちが驚いた顔に。

広実、笑みを浮かべて、

吟子、実は一番欲しかった感想が不意に来て、あ……と、無防備な表情になる。

大きく手を振る小鈴に、照れくさそうに笑う広実。

蓮メンバーが手を振って広実たちを見送る。

花帆、吟子の表情を見てうれしそうな笑みを浮かべ、

吟子、素直にうなずき、

吟子を見る他の蓮メンバーも温かい笑みを浮かべる。

花帆、笑みを力強いものに変えて、皆を見る。

～ここから、開催期間が過ぎていく様子を点景で～

日が暮れて、中央観光案内所に集まり、笑顔で談笑している蓮メンバーたちの姿。

そして、早朝に中央観光案内所に集まり、打合せの後、それぞれの場所に移動し始める蓮メンバーの姿。

金沢くらしの博物館で、スタンプラリー参加者への対応の合間に、吟子が生き生きとした笑みを浮かべている様子。

その後、順調に開催期間が過ぎ、最終日の前日。

登場人物は、花帆、姫芽、小鈴、吟子、瑠璃乃。さやかは途中からの登場。泉とセラスはいない。

その日の開催時間が終わり、蓮メンバーが吟子のいる金沢中央観光案内所に集まってきている（さやかは実行委員から話を聞いており、姿が見えない）

花帆、伸びをしながら、

すると、姫芽が含みのある笑みを浮かべて吟子を見る。

横から小鈴が、こちらは意気込んだ純粋な笑みを浮かべて、

唖然とする吟子。それからなんとか正気に戻って。

姫芽、したり顔で、

優しく微笑む小鈴。

ド直球な賞賛も、それはそれで恥ずかしい。吟子、頬を少し紅潮させて、目を逸らしながら、

小鈴がまっすぐに微笑むと、吟子が「うっ」という顔をする。

姫芽も同じように。

そんな姫芽をジト目で見返した後、にっこりと笑って告げる吟子。

吟子が言い返してきたことにびっくりして、思わず顔を赤らめてしまう姫芽。大好きと言われて、にっこりと笑う小鈴。

小三角のじゃれ合いを見て、花帆、瑠璃乃がそれぞれ笑う。

それから、花帆がみんなに発破をかける。

そのとき、さやかがやって来て、

皆がさやかを見る。

さやか、難しい顔に。

瑠璃乃も、恐る恐るという感じで、

う～ん、と皆が考え込んだとき、吟子、何か思いついた顔に。

そんな期待を込め、吟子、皆を見て、