第9話『みらくる・ざ・ゆにばーす!』
ED
慈 | それじゃあ、改めて~! |
慈 | 北陸大会突破! |
全員 | おめでとうございまーす! |
瑠璃乃 | いや~、さっきはびっくりしすぎて、あわあわしちゃったけど……。 全国大会だ! |
さやか | 今年もなんとか、ここまで来ることができましたね。 |
吟子 | ついに……! |
姫芽 | おっきな舞台でライブできるの、楽しみです~! |
小鈴 | その感想が最初に出てくるの!? すごいよ、姫芽ちゃん……! |
綴理 | いよいよだね、こず。 |
梢 | ……ええ。 |
梢 | ようやく、ここまで。 |
梢 | みんな、本当によくがんばったわね。 |
花帆 | えへへ~。 |
梢 | そして……ありがとう。 |
綴理 | ふふ、こず。 |
慈 | べっつに~。 私たちはただ、自分のためにがんばっただけだも~ん。 |
綴理 | あ、それはそうかも。 |
さやか | 自分たちのためにがんばることが、 誰かのためになったっていいんですよ! |
綴理 | それもそうかも。 さすさや。 |
小鈴 | あはは。 |
瑠璃乃 | でも、ルリもなんだか、今年はいけそうな気がする……! |
花帆 | 瑠璃乃ちゃんも!? 実は、あたしもなんだ! |
瑠璃乃 | やっぱり!? |
花帆 | うん! 今年こそ、ステージにあがってもちゃんと、 応援してくれるみんなの顔が、見れるような気がするの。 |
瑠璃乃 | ルリも、勝ちたい理由……ちゃんと、胸にあると思う! ゆえにルリあり! がんばろーね! |
花帆 | ね! |
姫芽 | がんばりまくります~! |
梢 | ……ふふ、心強い子たちだわ。 |
慈 | ほんとに。 |
吟子 | あの……。 今、確認したんですが、全国大会の出場校が発表されたみたいです。 |
慈 | ほう。 私の前にひざまずく子たちかい。 |
瑠璃乃 | めぐちゃんそれ悪役ムーブっぽい……! |
姫芽 | どれどれ~? |
小鈴 | これは……出場校が、日本全国各地から!? |
吟子 | まあ、全国大会だからね……。 |
瑠璃乃 | え、待って、これ。 |
さやか | この記事は……。 『今年のラブライブ!大会優勝候補は、無敗の一年生!』 |
梢 | え? |
慈 | ……『瑞河女子高等学校は、 その圧倒的パフォーマンスで中部大会を勝ち上がった。 |
慈 | メンバーは、スクコネ月間MVPを三か月連続で獲得した 新人スクールアイドルただひとり。 無敗のまま、優勝まで駆け上がることができるか』 |
吟子 | スクールアイドル部代表は……。 |
吟子 | 桂城 泉……って!? |
小鈴&姫芽 | えっ!? |
花帆 | ま、待って! この後ろにうつってるの……。 |
そこでセラスの立ち姿が映る、ナド? | |
花帆 | せっちゃん!? |
花帆 | えーーーーーーーーっ!? |
セラス | やっぱり、ここまであがってきた。 名門、蓮ノ空女学院。 |
セラス | ……すごいね、花ちゃん。 いっぱい……いっぱい、がんばったんだね。 |
泉 | 新一年生の3人も。 緊張を乗り越えて、初めてのラブライブ!大会で、 よくここまでパフォーマンスを磨いたものだよ。 |
セラス | ……それ、泉が言う? |
泉 | どうして? |
セラス | 中部大会を蹴散らしておいて。 高校一年生が、たったひとりのステージで圧勝、だよ。 |
泉 | ひとりじゃないよ。 |
泉 | みんなの“夢”を、背負っているから。 |
泉 | それに、セラスの作ってくれた曲だって、ある。 だろう? |
セラス | ……うん。 |
セラス | 信じてる。 |
セラス | お願い、勝って。 泉。 |
セラス | そして、私をーー。 |
セラス | ーーこの学校のスクールアイドルに、して。 |