第7話『わがまま色の存在証明』
PART 8
- 瑠璃乃
わん、つー、すりー、ふぉー。
わん、つー、すりー、ふぉー。 - 瑠璃乃
よし、おっけー!
- 瑠璃乃
これなら竜胆祭も心配ないね!
- セラス
そう言ってもらえると、助かります。
- セラス
さやか先輩に仕込んでもらいましたしね。
- 瑠璃乃
え、そうなの?
- さやか
何から何までやったわけじゃないですよ。
軸がぶれている箇所だけお伝えしただけです。 - 瑠璃乃
そっか。
- セラス
はい。
でもそれだけでこんなにも上手になったのはわたしの才能……!? - さやか
ふふ、これからもたゆまず磨いてくださいね。
- さやか
わたしも、人との向き合い方については改めて考えたんです。
- さやか
……花帆さんや瑠璃乃さんの言う通り、
人のお世話をしすぎたというのも、その通りで。 - 瑠璃乃
最近は落ち着いたみたいだからね。
- 花帆
抑えきれないお世話の衝動が。
- さやか
なんですかその言い方!?
- さやか
でも……はい。
まずは、人に頼らず、自分のやりたいことをやってみようと。 - さやか
たとえそれが……わたし以外の誰も求めていないことであったとしても。
- コメント
本当に一皮むけたさやかの台詞に、花帆と瑠璃乃は驚く。
- 花帆&瑠璃乃
!
- 花帆
そっか! どうかな、なにか見つかった?
- さやか
まだまだこれからです。 それに何度も失敗するかもしれません。
でも、必ず最後にはわたしが望む理想に辿り着けるよう、努力するつもりです。 - さやか
改めて……この蓮ノ空から。
ゼロからスタートで。 - 瑠璃乃
……良いね。
- さやか
だからみなさんにひとつ、提案というか、お願いがあります。
- さやか
実は、竜胆祭でやる曲のことで。
少し……いえ、大きな気持ちの変化がありまして、それを形にしてみたんです。 - 花帆
これって……さやかちゃんが書いたの?
- 吟子
そんなわけないで……え、さやか先輩なんですか!?
- 姫芽
けっこう、さやかせんぱいのイメージとは違いますねえ~。
- さやか
だと、思います。 これがわたしに向いているかどうかは、分からない。
でも、ありのままの気持ちを一度ぶつけてみようと。 - コメント
そう言うと、泉が薄く微笑む。それに気付いたセラスが泉を見上げる。
- セラス
何か知ってるの?
- 泉
まあ、少しね。
- 瑠璃乃
……いいじゃん。
- 瑠璃乃
改めて、ゼロからスタート。
うん、すごく意志が伝わってくるよ。 - 吟子
はい。
特に……衣装が。 - さやか
……吟子さんがそう言ってくれると、嬉しいです。
- さやか
改めて……制服でやりたいんです。
ゼロからのスタート……わたしの、自己実現を。 - 瑠璃乃
あはは。
- 瑠璃乃
Runwayも、そうだったしね。
位置に着いて、って感じもしない? - さやか
ああ……On your markも、制服でしたね。
- 花帆
うん!! ぜったい……すっごいステージになるよ!!
- さやか
……ありがとうございます。
良かった。 - さやか
たとえ失敗しても……また次、頑張ります。